はじめに
俺が映画を観始めた頃は、まだTSUTAYAとかGEOが当たり前だった。
週末になると棚の間をウロウロして、どのDVDを借りるか悩んでた。
「新作は一泊二日で500円、旧作は100円」とか、キャンペーンの日を狙ってまとめ借りしたりな。
あの頃はあの頃で楽しかった。
でも今は時代が変わって、映画はスマホでポチッと再生。
サブスク(定額配信)が主流になって、「わざわざレンタル行く意味ある?」って人も多い。
じゃあ実際、サブスクとレンタルDVD、どっちが得なのか?
本気で比べてみる。

コスト比較 ― 月額 vs 都度払い
サブスクの場合
- U-NEXT:月2,189円(毎月1,200pt付き)
- Netflix:月790円〜2,000円台(プラン次第)
- Amazonプライム:月600円台
- Hulu:月1,026円
大体月に1,000〜2,000円台で見放題。
映画を月に5本以上観るなら、1本あたりのコストは200〜400円くらいに収まる。
レンタルDVDの場合
- 新作:1本300〜500円
- 旧作:100〜200円
- 延滞金:1日100〜300円(これが地味に痛い)
例えば月に映画5本観たら、新作中心なら2,000円超える。
しかも「返却」という行動コストがある。
👉 結論:映画を月に3本以上観るならサブスクの方が安い。
作品ラインナップ ― 豊富さ vs レア度
サブスクの強み
U-NEXTなんて30万本以上のラインナップ。
邦画も洋画もアニメ映画も揃ってて、検索すれば大体出てくる。
Netflixはオリジナルに強く、プライムは人気作を押さえてる。
レンタルDVDの強み
ただ、サブスクで消えてる作品や、権利の関係で配信されない映画はまだまだある。
例えばジブリ作品はサブスクじゃ観られない(※テレビ放送かDVD/ブルーレイ)。
一部のマニアックな邦画やドキュメンタリーもDVD屋じゃないと見つからないことがある。
👉 結論:王道はサブスク、レアものはレンタル。
利便性 ― スマホ一発 vs 足を運ぶ儀式
サブスク
- 家でスマホ・PC・テレビで再生
- ダウンロードして通勤中にも観られる
- 再生ボタン押した瞬間にスタート
レンタル
- 店まで行く
- 借りたい作品が貸し出し中かもしれない
- 返却し忘れると延滞金
レンタル店に行くのがイベントみたいで楽しい時代もあったけど、今はその手間が「めんどくせぇ」と思われがち。
👉 結論:利便性は圧倒的にサブスクの勝ち。
体験の違い ― 探す楽しみ vs 即効性
正直、俺はレンタル屋でDVD棚を眺めてる時間が好きだった。
「今日はどれにしようかな」って迷って、予定外の作品を手に取るワクワク感。
これってサブスクにはない“物理的な体験”だと思う。
でもサブスクには「おすすめ機能」や「関連作品表示」がある。
アルゴリズムに導かれて、気づいたら知らない名作に出会ってることもある。
👉 結論:偶然の出会いはレンタル、効率的な探索はサブスク。
サブスクが圧倒的に有利な点
- 返却不要(延滞金ゼロ)
- 同時視聴やアカウント共有ができる
- ポイントで新作も観られる(U-NEXTなど)
- スマホ・タブレット・テレビ、どこでも観られる
これを一度体験したら、レンタルに戻る人は少ない。
レンタルがまだ生き残れる理由
- 配信されないレア作品(特にジブリや一部邦画)
- 高齢者層には「店に行く習慣」が残ってる
- コレクション目的のDVD/ブルーレイ購入層
ただ若い世代はほぼサブスクに移行済み。レンタル屋はどんどん減ってるのが現実。
実際の俺の結論
俺はサブスク派。理由はシンプルで楽すぎるから。
映画は気分次第で観たい。深夜に「観たいな」と思ったら即再生できる。
レンタル屋は深夜閉まってるし、返却に行くのもめんどい。
ただ、あの「棚を歩いて作品に出会う感覚」だけは今でも恋しくなる。
だから俺はたまに中古DVDショップに行って、パッケージを手に取って眺めたりしてる。
でも普段の生活で映画を観るなら、完全にサブスクの方が得だと断言できる。
まとめ
サブスクとレンタルを比べると:
- コスト:月3本以上観るならサブスクの勝ち
- ラインナップ:サブスクは王道、レンタルはレア物
- 利便性:圧倒的にサブスク
- 体験:偶然の出会いはレンタル、効率はサブスク
2025年現在、日常で映画を観るならサブスク一択。
でも、映画オタク的にはレンタルの存在も完全に切り捨てられない。
サブスクとレンタルは「効率と偶然」という違う楽しみ方がある。
俺の結論はシンプル。
普段はサブスクで映画生活を回す。
でも、どうしても観られないレア作品や、あの棚での出会いを味わいたいときだけレンタルを使う。
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