はじめに
Netflixってオリジナル作品の宝庫だよな。
でも正直「当たり外れ」が激しいのも事実。
だからこそ俺がここで紹介するのは「観て損なし」「むしろ観なきゃもったいない」ってやつだけ。
話題になったから観る…じゃなくて、俺が自分の目で観て「刺さったかどうか」で選んだ10本をぶっちゃける。

1. 『ROMA/ローマ』
白黒映画って敬遠する人多いと思う。でもこれは別格。
アルフォンソ・キュアロンが自分の子供時代を描いた、圧倒的に美しい一本。
Netflixじゃなきゃ世界中に届かなかったんじゃないかってくらい、配信文化の勝利を象徴してる。
静かに観てるのに、心の奥でドカンと響いてくる映画。
2. 『アイリッシュマン』
スコセッシ×デ・ニーロ×アル・パチーノ×ジョー・ペシ。
これ映画ファンからしたら夢のカードだろ。
3時間超えの超大作だけど、不思議と最後まで飽きない。
ギャング映画の集大成って感じで、老いと時間の重さがグッと来る。
映画館でやるよりNetflixでじっくり観るほうが合ってたんじゃないかって思う。
3. 『マリッジ・ストーリー』
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの夫婦崩壊ドラマ。
タイトルの「マリッジ」から想像するのと逆で、離婚がテーマ。
笑えるシーンもあるのに、観終わるとズシンと重い。
俺も人間関係でゴタついた時に観たけど、リアルすぎて刺さりまくった。
Netflixはこういう“痛みを直球で描く映画”を作れるのが強みだな。
4. 『バード・ボックス』
「目を開けたら死ぬ」って設定がシンプルに強い。
サンドラ・ブロックが必死に子どもを守る姿は胸に来る。
ホラーとサバイバルの間みたいな映画で、怖いのに一気見させられる。
配信直後にSNSでめちゃくちゃ話題になったけど、いま観ても全然色褪せてない。
5. 『オールド・ガード』
シャーリーズ・セロンが“不死の戦士”を演じるアクション。
Netflixってアクション系は当たり外れあるけど、これはガチ当たり。
バイオレンスなのに美しい。
シリーズ化も決まってるし、これから追って損なし。
6. 『エノーラ・ホームズの事件簿』
シャーロック・ホームズの妹エノーラが主役っていうスピンオフ。
ミリー・ボビー・ブラウンがフレッシュで、ヘンリー・カヴィルが渋い兄貴役。
「探偵もの」と「青春もの」がうまく混ざってて、肩の力を抜いて楽しめる。
続編もあって、シリーズで観るとさらにハマる。
7. 『オクジャ/okja』
ポン・ジュノ監督が手がけた韓国×アメリカ合作。
巨大な遺伝子改造ブタ“オクジャ”と少女の友情…って説明すると変な映画っぽいけど、中身は超社会派。
環境問題・食の倫理・企業のエゴ。テーマが重いのにエンタメとして観られる。
Netflixのオリジナルでなきゃ成立しなかっただろうなって思う。
8. 『ピノキオ(デル・トロ版)』
ギレルモ・デル・トロがストップモーションで作ったピノキオ。
ディズニー版しか知らない人は度肝を抜かれるはず。
暗くて不気味で、でもめちゃくちゃ優しい。
「おとぎ話は子ども向けだけじゃない」って突きつけられる。
これを世界配信できたNetflixはやっぱりすげえよ。
9. 『レッド・ノーティス』
ドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドット。
キャストだけで見る価値アリな泥棒アクション。
ストーリーは王道だけど、テンポが良くて観やすい。
「頭空っぽで楽しめる映画」って意味ではNetflixの代表作だと思う。
10. 『ナイブズ・アウト: グラスオニオン』
前作『ナイブズ・アウト』の続編。
ライアン・ジョンソン監督がまたやってくれた。
豪華キャストが集まって、推理劇を繰り広げる。
シリーズものをNetflixがガッツリ抱え込んだ感じで、今後も期待できる。
Netflixオリジナル映画の魅力をまとめると
- チャレンジ精神:映画館じゃ難しい企画をガンガンやる
- 多様性:国もジャンルも幅広い
- 話題性:SNSと連動して一気に盛り上がる
もちろん外れもある。でもその外れをも含めて「配信文化の実験場」になってる。
だから映画オタク的にはやめられない。
まとめ
Netflixオリジナル映画10選をあらためて挙げると:
- ROMA/ローマ
- アイリッシュマン
- マリッジ・ストーリー
- バード・ボックス
- オールド・ガード
- エノーラ・ホームズの事件簿
- オクジャ
- ピノキオ(デル・トロ版)
- レッド・ノーティス
- グラスオニオン
俺の結論はこうだ。
「Netflixオリジナルは玉石混交。でも“石”を恐れて避けるのは損」。
“玉”を掘り当てたときの感動は、他のサブスクじゃ味わえない。
映画館のラインナップと合わせて楽しむことで、Netflixの真価が出る。
コメント